




何にしよっかなー・・・・
「よし♪」
私はサンドウィッチを手に取った。
「飲み物は・・・・」
次は飲み物コーナーへGOー!
「あっ・・・・赤坂くん?」
私が飲み物コーナーに来てみると、赤坂くんがいた。
「え・・・・あ、堀田?なんでこんな所にいるんだ?」
そこまで言って、赤坂くんはハッと口に手を当てた。
「やっべ。センセー来てるぞ!」
そう言うと、私の手をとって雑誌がおいてある影に隠れた。心臓がバクバクいっているのにもかかわらず、私は声が震えなかった。
「誰先生???」
「えっと・・・・ぅわ・・・・肥塚(こえづか)じゃん。」
「うそぉ・・・・」
肥塚先生は生活指導の先生なので、見つかれば”END”だ。
「・・・行ったみたいだな・・・・?」
私たちはホッと胸をなで下ろした。
「私ね・・・えっと、お弁当忘れて買いに来てたんだぁ・・・」
やはり、声が小さくなっていく。その様子に少し赤坂くんはピクッと来たみたいだった。
「そうなのか?オレも。」
「へぇ・・・・」
「オレ、会計してくる。」
「ぅん・・・・」
私は飲み物を探しに行った。アレを探しているのだ。
・・・・・あれ?アレがない・・・・・え!なんで!?
「あのぅ・・・・」
私は近くの店員さんに尋ねた。
「ミルクティーありますか?」
「あー・・・売り切れちゃいましたね。」
そこに赤坂くんが来た。
「ん?どうしたんだ?」
「えっとね・・・・ミルクティーがないんだ・・・・私すっごく好きなのに・・・・」
「あぁ・・・オレも買おうと思ったんだけど、売り切れみたいでさ。あ、紅茶ならあるぞ?」
赤坂くんは”午後の紅茶”を指さした。
「私は紅茶が嫌いだって、この前言ったよぉ・・・・」
覚えてくれてないんだ・・・・と思い、私は何だか悲しくなった。
「え・・・・・それは渚が言ったんだぞ?」
「あ・・・!」
そ、そうだった・・・・・どうすればいいんだろう・・?
「えと・・・き、気にしないで!ね?」
「お・・・オウ・・・・」
赤坂くんの表情に、「なんだコイツ?」という困惑の表情が浮かんだ。変人だって思われちゃうよ〜〜〜;;;
「とりあえず・・・でるか?」
「ぅん・・・・ゴメンね」
そう言って私と赤坂くんはコンビニを出て先生がいないかどうか確かめて学校に帰った。
廊下を歩いていると、赤坂くんが急に話しかけてきた。
「オレさ・・・この前宿題の答え教えてって言ったじゃん?」
「ぅん」
「そのときお前のノートになんて書いたか覚えてるか?」
・・・・・・?なんでいきなりそんなことを?
「当たり前じゃん。”いつのまに頭良くなったんだ?”でしょ?私は赤坂くんのこと大好きだから、赤坂くんがやったことは全部思い出にしまってあるよっ」
あ、口がすべっちゃった!!!ってか、もうすでに私の態度からして私が赤坂くんのこと好きなのばれちゃってるよね;
私が真っ赤になっているのにも気付かず、赤坂くんは言った。
「やっぱ、あのときの渚は堀田だったんだな・・・・・・?」
*つづく*