『レディース・エン・ジェントルメン!!!みなさん、ようこそおいでくださいました!!今日は記念すべき世界の誕生日です!』
ワアッという観戦とともに、拍手喝采が起こる。
「ね、メイルおばさん。世界の誕生日って、なんで決まったの?」
ミルフィは今、世界の誕生日に来ている。見てみて、このすごい人。約1000万人??いや、1億いるかも?
そんなとき、私はメイルおばさんにある質問をした。
「それはね、世界中の戦争がやっと終わり、みんな仲直りしてね・・・世界の国が1つとなったから、誕生日ができたのよ。」
「ふぅーん・・・・」
あんまり分かんないかも。私、頭は良くないし・・・どっちかっていうと、イヤ、どっちかって言わなくてもスポーツ派ですから。。
『ではまず、直径30メートルもある超巨大ケーキをカットしたいと思います!!』
巨大ケーキって・・・・かなり巨大すぎるだろ。というか、時間のムダだ。こんな時間がもったいない。
と、あごに手を当ててふーむ、と考える少年がいた。
彼の名前は、”ルゥカス=アンソネット”。なんと、この国の国王、”アジス=アンソネット”の息子であった。今、となりにいる父と一緒に黄金のいすに座っている。ったく・・・こんなの時間のムダだ。暇だし、ちょっと下に降りるか・・・・と、ルゥカスは席を立った。
「ん?ルー、どうかしたのか?」
父が訪ねてきた。
「いえ、少し下に降りようと思いまして。」
「ダメだ。今、大事な時なんだぞ。」
「私にしては大事ではありませんが?」
ルゥカスは反抗的な口調でそういった。
「なんだと!」
「まぁまぁ、父上。とにかく、僕はお手洗いに行きたいのです。」
「なに・・・?そうなのか?ならば行ってきなさい。・・・早めにな」
「わかりました」
ふん・・・いちいちうるさいな・・・。ルゥカスはブツブツ言いながら降りていった。
一方、ミルフィはちらちらとちらばっている机の上にある食べ物をもくもくと食べていた。
「うーん、おいしい!!」
「まったく、ミルフィ。あなたよく食べるわね。」
メイルおばさんがあきれた目でミルフィを見た。
「あったりまえじゃんっ♪メイルおばさんも食べなよ。おいしーよ!」
ミルフィは満面の笑顔で言った。
「はいはい・・・」
そういいながらも、メイルおばさんは微笑を浮かべた。
ミルフィがチキンに手を出そうとした瞬間、あっという間にチキンがなくなった。
「あれ??チキンがないよー!!」
ミルフィは金切り声を上げる。
「・・・ぅるさいわね」
隣から、かすかに小さな声が聞こえてきた。
ミルフィが振り向くと、かなり美人な女の子がチキンを食べていた。もぅ半分くらい食べている。目はブルーで、肌は真っ白、髪の毛は茶髪だった。
「あ・・・・それ、私のチキン・・・・」
「あなたの??誰がそんなこと決めたって言うのよ?とられてほしくなかったら、名前でも書いておけば良かったじゃない。まったく、つくづくうるさくてうざいわね。」
ミルフィは今にも顔から火が出そうなくらいに真っ赤になった。
「ちょっと・・・なによぉ!!その言い方!」
「本当のことを言ったまでよ。ミルフィ。」
「え・・・なんで私の名前知ってるの・・・・?」
キョトンとするミルフィを目の前に、少女が言った。
「うるさくてうざくて、おまけにバカなのね。あなたのバッジに”ミルフィ”って書いてあるじゃない。バァカ。」
くっ・・・・・・・なにこの女ーーー!!!
「そんな勝ち誇った顔してるけどね、じゃぁ名字はわかるわけ!?」
ミルフィはムキになっていった。
「あなた・・・・大人げないわね。」
はぁ・・・・と大きなため息混じりで少女が言った。
むっかつくーーー!!!
そのとき、頭上に変なユーフォーが現れた。
「え・・・・なにあれ!?」
ミルフィは少女の肩をたたいてそれを指さした・・・・
*つづく*



