サバイバル学級 第5話

翌日_____
「あ・・・・明里・・・・(泣)」
「なに・・・?」
美月と明里は一緒に登校していた。
「わたし・・・」
「ハイハイ。昨日電話で聞いたわよ。桜井 龍が一目惚れ。でしょ?」
「う"・・・・う"ん・・・・」
明里は深いため息をついた。
「でも!私は龍が何をしようと頑張る!!」
昨日からずっとこの調子らしい。明里がまたため息をついた。

「おーっす!よぉ、美月^^」
「り・・・・・龍!?どうしたの・・・その格好!」
なんと龍は、髪の毛を黒にして、ピアスもはずしていた。
「お前がまじめな奴がいいっていうからやったんだけど?」
(こいつ・・・・本気だ!!!)
「まさか、ここまでするとは・・・でも!外見だけ変わっても意味ないよ!」
「中身も変われってか?ジョーダン言うなよ!」
(うーわっ・・・やばい。怒り出したよ。)
「コレでも努力してんだぞ!だいたい、オレ頭イイし。」
「・・・・・・・・」
「なんでだまるんだよ?」
「・・・・・・・・・」
美月はあきれた目で、明里はバカを見下す目で見ていた。
「マジだぜ!!オレ、中2まで学年2位だし。」
「うっそ・・・・・・」
美月は目を丸くした。確かに、龍は中2まではまじめだった。
「明里の次が龍・・・?ありえない!!」
明里は常に学年1位という秀才だ。
「ホントよ。美月。」
「あ・・・明里!」
「桜井は学年2位なの。私もこの目で確かめたことある。」
「どうやって確かめたの?順位表は自分のしか来ないのに。」
「のぞいたの。」
(それって、結構嫌な事だよ・・・)
「とにかく!オレは頭いいんだよ。なぁ美月。コレでもダメなのかよ?」
「・・・・・ダメって言ったら、ダメなの!」
「ちぇ・・・なんだよ・・・」
龍は怒りと悲しみが入り交じった顔をしていた。
(あ、このオレが負けるとは・・・・みたいな目してる。
 不良だけあって短気だな〜・・・)
今日は3人で登校した。
  この順位があとで問題になるなんて、
      最悪の事態だった・・・・
                                  *つづく*