サバイバル学級 第12話
美月の家族もようやく病院に到着した。顔が青ざめている
龍はずっと手術室の前で座っていた。
「はやく・・・元気な顔見せてくれよ・・・・美月・・・」
美月は手術室でいまも頑張っている。
もしダメだったら?・・・そんな事考えちゃいけない。
でも・・・・どうしても心の中にそれがあるような気がして・・・
長い時間が流れた・・・どれだけ時間がたったのかも分からない。
とうとう手術室のドアが開いたー・・・
「美月は!美月はどうなんですか!?」
「・・・・・・」
(なんで・・・・だまってるんだよ?)
「命は助かりました。」
「よ・・・・よかった・・・・」
「ですが」
(え・・・・まだ何かあるのか?)
「後遺症が残る可能性が十分に高いです。」
「どんな!?どんな後遺症なんですか!?」
龍は必死になった。 これ以上美月を苦しめたくない-。
「もし残れば、左手が・・・動かないんです。」
「なんだって・・・・!!??」
美月の家族の人が泣き出した。龍も目に涙が溢れた・・・
「とにかく、中に入って下さい。」
美月の家族と龍が入った。
美月はまだ寝ている。
「美月!美月!!」
母親がすがりついた。すると、美月の目がほんのわずか開いた。
「お・・・・母さ・・ん・・・・?」
「ああ、美月、良かった!」
母親が美月を強く抱きしめた。
「あ・・・お父さん・・・・それ・・・に、お兄ちゃん・・・・」
父親と兄は涙を流しながらうなずいた。
「りゅ・・・・・龍・・・・・・?来てく・・・れたんだ・・・ね・・・」
「ああ。」
龍は美月を見ないようにした。顔を見れば絶えられないに決まってる。
「う、嬉しい・・・・あの3人・・・グミは?」
「逃げたよ。美月が倒れて。」
「よ・・・かった・・・・龍・・・も、無事だったんだね・・・」
美月は両手を龍の方に差しだそうとした。
だが、右手はでるのだが左手が出てこない。やはりー・・・
「あ・・・れ?左手が・・・動かない・・・」
母親はまた大声で泣き出した。
「美月は・・・後遺症が残って左手が動かないの!!」
「え・・・・・・・」
美月はショック状態になった・・・。
*つづく*