「え・・・・・と・・・・・」
近藤は戸惑っている苺から目を離さず、ずっと見ていた。
「あ・・・・・、明日。もうちょっと考えたいんだ。いいかな?」
「ぅん。分かった。じゃあ明日な」
「ありがとう」
その日の夜_________
「お母さん」
苺はリビングにいた。
「なに?」
「お父さんを好きになった時、どんな気持ちだったの?」
「そうねえ・・・・」
苺の母はまな板に包丁をddならせ、返事した。
どうやら夕飯のしたくをしているようだ。
「一瞬の出来事だったわ。自分の中で赤い実が”パチン”って
はじけた気分ょ。その後すぐに顔が熱くなって。」
「ふぅ〜ん。。」
よく分からない顔をしている苺に、母は付け加えた。
「初めは分からないもの。なってみたら分かるわ。
好きでもない人と付き合っちゃ絶対ダメよ。」
「・・・・ぅん!ありがと〜♪」
なにやらすっきりしたみたいだ。ルンルン気分で2階へあがっていく。
(私・・・、決めた!好きじゃない人にはしっかり断っておこう!
気持ちはすごく嬉しいけど、好きでもないのに悪いもん。。)
翌日___________
「よぅ。近藤」
「あ、翼・・・・。」
「今日で答えが聞けるんだな。」
「昨日みたいに盗み聞きするなょ。」
「分かったって!」
話しているウチに苺がきた。どうやら、近藤にくるよう合図している。
・・・・・・・・・・・・もちろん、男子女子に見えないように・・・
「行ってくる。」
「ぅん。。。」
・・・・・・・・・・・・・・・・屋上・・・・・・・・・・・・・・・
「昨日の返事。今するね!」
「・・・オウ。」
緊張感で少しの間、間が空いた。
「ごめんなさい。近藤くんの気持ちはすっごく嬉しい。
だけど、好きじゃない人に期待させちゃダメだなって思ったの。」
「・・・・そっか。」
「ホントにゴメンね!ゴメン・・・!!」
「いや、いいよ。ホントの事話してくれてサンキュ。」
「こちらこそ、気持ち伝えてくれてありがとう!」
(ふぅ。一件落着☆・・・・・・と、違うか・・・。)
そぅ。もうすぐプールの日があと1週間に迫っていた。
*つづく*