5月10日
 こんなケンカ早く終わればいいのにー・・・
    私があんなドジなことしなかったら、今頃はみんな仲良し
                         だったんだ・・・・・。
ごめんなさい。どうか、このケンカが終わりますように。
 
 森村がオレの家に落としていったノートに書いてあった文章だ。
   毎日こんな思いで学校にきてたんだ・・・。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 登校中・・・・・・・・・・・・・・・・
「橘くんおっはよぉ♪」
苺が翼に話しかけた。
「オス・・・。」
「もう熱は大丈夫なの??3日前は大変だったね〜」
そう。オレは森村に送ってもらった3日前カゼをひいていた。
「あ、お前ノート忘れてったぞ。」
「あーーー!良かった^^どこいったのかと思って・・・ありがとう!!!」
苺がニコッと笑うのを見て、ドキッとなる翼。
(中身少しだけ読んじゃったけど、別にいいよな?)
「あのさあ・・・・・オレ、もうそろそろ仲直りしたいなって
 思ってるんだけど・・・・。」
「え・・・・!?」
(まさか・・・、私の日記読んじゃったのかな!?
 だって、この前は私を捕まえようと必死だったもん・・・・でも・・・・・)
「私も、そうしたい!!!」
苺は満面の笑顔で翼に言った。
(森村が願ってる事だもんな。絶対かなえてやる!)
と、こんな会話をして学校へ行った・・・

      ・・・・・・・・・・・・・・教室・・・・・・・・・・・・・・
「ねぇねぇ、苺。」
「あ、美鈴♪なになに??」
「私、男子と仲直りしたいんだ。」
美鈴は男子の方のにしょっちゅう目を走らせている。
「えぇ!?美鈴までどうしちゃったの!?」
「え?どういう事(-_-)?」
「い・・・イヤ!別に・・・でも、何で?」
「それが・・・私ね・・・実は、近藤が好きなんだ。」
長い間の沈黙・・・・そして、
「・・・・・・・はーーーー!?でも、あんなにケンカしてたじゃん;;」
「だって、話す口実がなかったンだもン(泣)」
「そうなんだ・・・。」

一方、男子の方は・・・
「オイ、翼。」
「なんだよ?近藤。」
「女子と仲直りしたいんだけど。どう思う?」
近藤は女子の方にしょっちゅう目を走らせている。
「!?マジかよ!!!???」
「オレさ、森村の事が好きで・・・・」 
長い間の沈黙・・・翼はこんな事を考えていた。     
(うそ・・・!オレと近藤ライバルって事か!?)
「ケンカした時、森村が目に入って自分でもわかんねえヶド、
      森村と話したくて、ちょっかいかけてたんだ・・・・。」
「・・・・・・」(なんだよそれ・・・!)
「いつから好きなんだ?」
「小6の夏から。」
(ゲッ;;メチャ前からじゃねーか!)
「じゃあ、オレの方も考えてみるから、近藤も考えろよ!」
「おぉ。分かった」

  近藤が苺の事を!
      そして美鈴が近藤を!  一体どうなるの!?
                              *つづく*

姫・王子争奪戦 第5話