プール当日____________
「おはよぉ・・・」
目がとろんとしている苺が起きてきた。
「おはよ。あら?元気ないわねぇ・・・。」
「ぅぅん、大丈夫だょぉ〜。久しぶりに早起きしたから・・・。ヶホッ」
「なんか、セキもでてるみたいだけど?」
そろそろ母も感づいたようだ。
苺は自分がカゼをひいてることを全然分かってない様子だ。
「だってぇ、さっき起きた時ホコリ思いっきりすっちゃったンだもん。。」
「なんだ、良かった。」
母は苺なみにかなりにぶい。
朝食をとり、苺はカバンを背負った。
「いってきまぁス・・・」
「いってらっしゃい」
体がぐらつく中、苺は学校へと足を運んだ。

       ・・・・・・・・・・・学校・・・・・・・・・・・・・
「おはょぉ。」
「おはよー!!」
クラスの女子がたかってきた。
「苺、今日は頑張ろうね!!!^^」(女子)
「ぅん・・・ガンバロぉね。。。」
やはり気力がない。
プールは1時間目からだった。

        ・・・・・・・・・・・プールの時間・・・・・・・・・・
みんなは準備運動を念入りにしていた。
苺を覗いてだが。
「よおーし、全員OKだな?じゃあリレーを始めるぞ!」
「はーい!!!」
みんなの返事に熱がこもった。背後から炎が見える。
「位置について・・・・・よおーい・・・・ド ン!!!!!!」
男女ともに飛び込んだ。みんな必死に応援している。
「が・・・・がんばれぇ〜〜!」
(なんだか・・・・頭がクラクラしてきたし、寒気がする・・・・どうしてかな?)
苺はまだカゼだと気付かない。
(森村の奴、なんか、様子が変だぞ?)
翼もかなり心配していた。
いよいよ最後のレースとなった。どちらも良い勝負だ。
「い・・・・、苺ぉ!パス!」
「翼!・・・いけーーーーー!!」
2人同時に飛び込んだ。翼が速いー・・・。
苺は意識がもうろうとしてきた。やばい状況だ。
(もぅ・・・・ダメ!)
苺はプールの底へ沈んだ・・・
                                 *つづく*

姫・王子争奪戦 第10話