Myボーイフレンド 第8話

なんで私の男友達って、まともな人がいないんだろうね?

今日、まさに今現在そんな疑問がふと出てきたのでした・・・。
「ちょっと・・・・はなしてよぉ!!」
私がいくらもがいても、相手は男。勝ち目ないじゃん・・。
「お前はちょっと痛い目見なきゃわかんねぇみたいだな?」
そう大林が言うと、私は手首を思いっきり引っ張られた。
「いたっ・・・・」
そう言っても大林はムシ。他のみんなもげらげら笑っている。
「こいつバッカじゃねぇの?大林と付き合うならキスぐらいフツーだって!」
ホントむかつく・・・でもどうにもなんない・・・。それに・・・・・恐い。
私は半分涙目になっていた。
私のバカバカバカぁ!こんな奴のこと好きになっちゃうなんて・・・
「オイ・・・許してほしかったらキスしろよ。」
大林が言う。
「そんなの死んでもやんないよ!」
「言ったな・・・・」
そう言って大林が迫ってきた。
やだ。どうしよう・・・ホントどうしよう!!
私は目をつむった。夢だったらいいのに・・・・・
     バキッ・・・・
変な音がした。バキッ?なんの音?
私は恐る恐る目を開けた。
「上之!!!」
目の前には上之が立ちはだかっている。
「高橋!大丈夫か!?」
「うん・・・・・ありがとう!」
大林は鼻血を流しながら起きあがった。うわぁ、、、すごい顔;
「みてろよ・・・」
上之が構えた。前には大林の友だち5・6人がやる気満々だ。
「仮面ライダーキック!」
はあ!!??こんな時にも仮面ライダー????
だが、その「仮面ライダーキック」というのをくらって、
1人が大の字に倒れた。・・・・すごい。
「仮面ライダーパンチ!」
今度はパンチ?
「ふざけんな!」
2人が襲いかかってきた。でも上之はそれをヒョイとかわし、
「仮面ライダーパンチ」とやらをくらわした。
1発でノックアウト。
他の何人かが、悲鳴を上げて逃げていった・・・

「大丈夫だったか?」
上之がすぐさまこっちを向いて言った。
「うん・・・・ホントありがとう。」
「べつに。」
「なんでここにきてたの?」
上之の顔がたちまち赤くなった。
「まさか、つけてたの?」
「いいい、、、いや!!そんな・・・こ、こと・・・ねえよ!!!」
わかりやすいなぁ。。
「でも、そのおかげで助かったし。ありがとう!」
私はもうありがとうという言葉しか出てこなかった。

帰り道、私たちは公園に寄った。
急に、涙がこみ上げてきた。
「ど、、どうしたんだ!?」
上之がオドオドして聞く。
「いや・・・ね。大林のこと好きだったのに・・・私のことちっとも思ってくれな かった・・・って気付くと、すっごく悲しくてね・・・・これって・・・
 失恋・・・なんだよね・・・・やっぱり・・・・」
上之が頭をポンポンとかるくたたいた。
「大変だったな。」
「明日からどんな顔して学校行けば良いんだろ・・・?」
「オレがそこらへんフォローしてやるよ!」
「上之って・・・・意外と優しいんだね」
私は泣いて腫れ上がった目をムリにこすって、笑った。
上之は予想通り赤くなった。
よっぽど照れ屋さんなんだ。かわいいじゃん・・・
「上之・・・・ありがとね」
                               *つづく*