




今日は日曜日!!
さてと、準備万端だし、待ち合わせの駅へ行こう!
私はバッグを持って外に出ようとした瞬間、後ろから誰かが押してきた。
ドアに激突して、私は数秒間声にならない悲鳴を上げた。
「〜〜〜〜〜っ!!!ちょっと、、、誰ょぉぉ!!!!!!!」
そこには弟がいた。
「美奈ねーチャンさぁ、そんなおしゃれしてどこ行くんだよ?」
「え・・・?いや、デートに行くんだけど・・・・」
そう言うと弟はにやりと笑って、
「お前のこと好きになる奴なんているんだぁ。ふーん。ベンキョーになった」
くっ・・・・・!なんだこいつー!
「うるさいなぁ!じゃあね!」
私はバンッと扉を開いてどすどすと出て行った。
駅に着くと、そこには大林の姿があった。
し・・・私服!!カッコイ〜・・・///
大林は私を見ると手を振った。
でも、今日の服装、なんだか派手だな?
大林ってあんなチャラチャラした服が好きなの・・・?
以外だなぁ。
「あれ、なんか私服地味だな?」
大林が言った。
普通、彼女に向かってそんなこと言うかな?
「そう?大林こそすっごい派手じゃん。」
「そうかぁ???フツーだって!」
「まぁ、良いけど・・・。とりあえず、行こ!」
私はちょっとムカムカした気分で切符売り場に行った。
電車に乗っているとき、ほとんどなにもしゃべらなかった。
なんだ・・・?この雰囲気は!!!
ボーリング場につくと、そこには大林の友だちらしき人物が何人かいた。
エエエッ・・・・みんなすっごい派手!!女の子なんてミニスカじゃん!
私はそこに行くのをためらったが、大林がずんずん進んでいった。
「よぉ!」
大林があいさつをする。
「オーッス。あれ?それ彼女?」
「ぅん。そうだけど。」
「へぇ、かわいいじゃん。地味だけど。」
私は顔を近づけられてモノを言えなくなった。
最後の一言は余計だって!
ホンットありえない!みんな私を見るなり、『地味だね』ばっかり!
なんか帰りたくなっちゃった・・・・
でもでも、今日は初デートだし!!楽しまなくちゃ!
ボーリング場の中にはいると、みんなはシューズを履いて
席へ移動した。
いすに座るなり、いきなりみんなはキスをしだした。
私はあっけにとられた。
ボーリングをしに来たんじゃないの!?
もうっ・・・みんなありえないって!
「高橋、気分悪いのか?顔色悪いけど・・・」
「え・・・あ・・・・ゴメン、ちょっとしんどくて。」
「じゃぁジュース買ってくるから、座ってろよ。」
「うん・・・・」
こんな友だちばっかでビックリしたけど、大林はやっぱやさしいなぁ。
大林の方を見ると、大林が『ちょっと来てくれ』とクチパクで言っている。
私はたって、大林の方へ行った。
「なに・・・・?」
「なぁ、オレたちもさぁ、キスしねぇ?」
「は!?」
「あいつらだってやってるし。それぐらいフツーだろ?
今までオレと付き合ってきた女はみんなやってくれたぜ?」
なに・・・コイツ・・・・・もしかして、今まで何人もの女の子と付き合って
きたの・・・・・?許せない!
大林が首に腕を回した。
その瞬間、私ははいているブーツのそこで思いっきり
大林のお腹を蹴った。
「いって!なにすんだよてめぇ!!」
私は一目散に逃げ出した。
他のみんなも様子に気付いて後を追ってくる。
こんな事になるなんて・・・最悪・・・
とにかく今は逃げなきゃ!
そのとき、ふと上之の顔が頭をよぎった。
やだ・・・私、何考えてるんだろ?
なんでこんな時にあいつに助けてもらいたいなんて思ってるんだろ?
手首を捕まれた。
やばい!捕まっちゃった!
「てめぇ、いい加減にしろよ・・・・・・」
どうしよう!!!
*つづく*