Myボーイフレンド 第2話

私はしぶしぶと隣のベッドに潜り込んだ。
なんで?保健室まで上之と隣だなんて!!
「ちょっとそこの2人、先生は職員室行ってくるからおとなしく寝てなさい」
「はぁ〜ぃ・・・」
私はさっさと寝ようと、上之のいる反対側を向いた。
ところが突然、
「あのさぁ・・・・・」
上之が私に話しかけてきた。
冗談じゃないよぉぉ 泣))目があって、タダでさえグッタリ気分なのに・・・
だけど、さすがに無視をする度胸なんて私にはない。しかたないな・・・
「ん?なに?」
「高橋とオレってあんまりしゃべんねぇよな?」
「え・・・まぁ、そうだね・・・。」
相づちを打っておく。
「オレってさ・・・・変人だと思うか?」
「はい?」
「イヤ・・・仮面ライダーファンだってこと。この年だとさすがに恥ずかしい
 よな?」
うっ・・・・・・嫌な質問だよ〜〜!「ぅん」って言ったら失礼だし、
「べつに」って言ったらウソになるし!
う〜ん・・・やっぱりここは、「ぅん」だよね!正直にバシッと言ってやろう!

「ぅん。絶対恥ずかしいよ!!止めた方が良いと思う!」
「え・・・・」
もしかして、意外な答えだったのかな・・・?
だって上之、なんか動揺してるもんっ;
上之は私の方を向いて、しばらく黙っていたが急に笑い出した。
「高橋って以外だな!自分の思ったことバシッと言っちゃうタイプなんだ?
 おもしれぇ♪」
「どういう意味よ・・・・・?」
「いやな、いつもオレの周りに女子が寄ってくるんだ。」
え・・・・上之ってモテてたっけ?
「その女子に同じ質問するとさ、『そんなことないよ!かっこいいよ!』
 ってあわてて言ってるんだ。すっげームリしてるのバレバレ。
 オレって恐い顔でもしてんのかな?怯えたみたいにふるえて。」
「ふ・・・・ふーん」
それは単なる、上之のことが好きだから遠慮してるんだと思うけど・・・
「とにかく、高橋の答えが予想以上だったもんで。」
「だって・・・普通のことじゃん!!!」
私はいつの間にかムキになっていた。
「そうだよな・・・・。でもオレ、やっぱ好きなもんは好きだしさ。」
「うぅ・・・・・まぁ、それは自由だよ・・・・反対だけど」
「サンキュ♪高橋意外に話しやすいな!」
そしてニッと笑った。

「高橋ぃー!」
誰かがドアを開けて入ってきた。この声はまさか・・・・
「大林!なんで・・・・・」
私は心臓の鼓動が速くなるのを感じた。
大林 尚(おおばやし なお)。同じクラスの人。
ちなみに、私の好きな人なんだ・・・・・。
「連絡ノートだよ。ほら」
と言って、大林はノートを投げてきた。
「ありがと・・・・」
ラッキー♪カゼひいて得することもあるんだね♪
そして大林は出て行った。
「あ・・・・そう言えば、上之のノートは?」
「え?オレは先生に届けてもらったから。」
「そうなんだ・・・・。」
今日上之と話してみて、思ったことは、結構話しやすいと言うこと。
ま、そんなにイヤなやつでもなさそう・・・・カナ?

                                 *つづく*