




「かーみの♪おはよ!!」
「おはよ。」
ニッコリ笑顔。なんか、この前気付いたんだけど、この笑顔見ると癒されるんだよねぇ・・・
「そうそう、付き合ってるって事あんまり目立たないようにしようね。
ウチの学校恋愛のことについてはすっごいきついし。」
「そうだなぁ・・・オレ、友だちから聞いたんだけど、この前付き合ってること がばれて、別れさせられたって話だってよ。」
「ひゃぁー・・・ひどいなぁ!!」
そんなのさせられたら、私もう一生彼氏つくれないようになっちゃう!
上之以上の人なんていないもんね♪
しかし、学校に行くとこんなチラシが掲示板に貼ってあった。
” 激写!!
2−×の高橋 美奈と、同じクラスの上之 勇気が付き合ってる!! これは0月0日にとらえた映像であり、
我が校にとってはとてつもない恥である!!”
その下に、上之が私を抱きしめている写真があった。
上之が家に来たときの日付になっている。
うそ・・・・うそでしょ・・・・
その周りには多くの人が集っていた。
「高橋・・・・やばいな」
上之が顔を青くしてこちらを向いた。
「う・・・ぅん・・・」
ホント、どうしよう・・・やばいって!!
「美奈!!」
久美が走ってきた。
「さがしたよぅ;;これ、なんなの??すごいことになっちゃってるよぉ〜〜」
いつもみたいにオロオロしている。
「そんな、大丈夫だよ」
なんて言える状況ではない。
このままだと・・・・
「高橋!上之!」
担任の先生が早歩きでこっちに来た。
「センセー・・・」
もう頭が真っ白。どうしようもない。私たち、別れちゃうの・・・?
「ちょっとこっちへ来なさい!」
私と上之は先生に従った。
生徒の群れをかき分けて、先生が道をつくってくれる。
そのときだった。
上之にいつもつきまとってる女子が、ニヤニヤしている。
「お気の毒に♪」
耳元でささやいた。
「最低だな・・・。」
上之が女子に向かっていった。
女子はそんな・・・と言う目で見ている。
「高橋・・・気にするな。」
「うん・・・」
私は怒りがこみ上げてきた。
絶対原因はあいつらだ。あとでボッコボコにしてやるー!
「・・・・・で?」
職員室で、担任の先生がにらんだ。
「・・・・・で?といいますと?」
私はとぼけてみた。こんなの通用するとは思わないけど。
「そうじゃないだろ!アレはなんだ!?」
もはやジョーダンなんて言えない。周りに他の先生もいたからだ。
「写真のとおり、私たち付き合ってますけど。」
「高橋!」
上之がダメだと、首を振った。
「そうなのか?オイ、恋愛についてはダメだ!この学校で!
そんなことわかってるだろ?」
「はい。」
「”はい”って・・・お前なぁ!」
もう逃げられない。そう私は上之に目配せした。
「私だけ罰則をくだして下さい。」
「「は?」」
みんなが一斉に言った。
「だって上之は、私に無理矢理付き合わされてたんです。私が上之を 好きだったから。まったく、今考えたら私サイテーですね。」
「そうなのか・・・?」
「オイ、高橋!勝手に・・・ぃてっ!」
私は上之の足を思いっきりふんだ。
「そうです。」
また上之が何か言おうとした。
そしてもう一発。私は足を踏んでやった。
「・・・・・・っっっっ!!!!!」
上之は声にならない悲鳴をだした。
「そうか・・・・・じゃぁ、仕方ないな。お前だけ罰則をくだす。
そのかわり、今後上之となにかあったら上之も危ないからな!」
「はい。分かりました。」
私たち・・・・終わったね・・・・。
*つづく*