Myボーイフレンド 第12話

翌日。私は全然眠れなかった。
「お・・・おはよ・・・」
「あ、美奈♪おはよぉ〜って、どうしたの??」
「いや・・・・ちょっとね・・・・」
私は耳打ちして昨日のことを話した。
「へぇ・・・・やっぱり。」
「やっぱりって??」
まさか、この事知ってたの??
「でもさ、美奈上之くんの事好きなんでしょ?」
「う・・・ぅん・・・」
「じゃぁ、OKしちゃいなって!」
なんか、変な感じ。いつも弱気な久美にアドバイスしてもらってる・・・
「・・・はよ・・・」
上之・・・・!
「おはよ・・・・」
ううぅ・・・顔が熱い・・・

放課後。
私は上之を呼び出した。
ちゃんとけじめつけなくちゃ・・・
「返事・・・決まったの・・・・」
上之は優しい声で言った。
「そっか・・・・・」
「私も・・・・ね・・・上之の事・・・好き・・・だと思う・・・」
その瞬間、気がつくと上之がまた抱きしめていた。
「ぃやっ・・・・!!!」
私は上之を突き飛ばした。
「あ・・・・ご・・・・・・・・ゴメン!!」
「高橋!」
上之が大声をだしたけど、私は逃げ出した。
なんで?なんで?私は上之のことが好きなはずなのに!
なんで突き飛ばしちゃったんだろ・・・・?
ホント、さっき恐いって思った・・・。
また大林みたいになりそうで恐かった・・・
私は走るのを止めた。
私のバカッ・・・・・・・
自分がイヤになって涙が出てくる。
こんな私・・・最低!
あんなにも自分を想ってくれてる人がいるのに・・・・

「高橋・・・・・」
上之がハアハア言って走ってきた。
「オレ、大林みたいにならないから・・・」
「え・・・・・」
「オレ、本気だから!!」
顔が真っ赤になっている。
上之・・・・
「ありがとう・・・でも、なんかまだ心の整理が・・・できない。
 さっき上之のこと好きだって言ったのに・・・」
「そんなのいい。オレ、待ってるし。」
そのとき、私は心から上之が好きなんだと思った。
開放感。すごく気持ちいい。

私たちはその日から付き合うことにした。
本当にイイ選択だったなと思う。
あのまま返事しないなんて絶対ないもん。
                               *つづく*