Myボーイフレンド 第11話

「なぁなぁ・・・・」
上之が目をキラキラさせてこっちに来た。
イヤな予感・・・・
「仮面ライダーのビデオ見ねぇ?」
でたぁ・・・・もぉ、それはいいからー!!!!!!
「なんで!?私がそんなの嫌いだって事知ってて??」
「イヤ、そんな意味じゃないけど・・・何もすることないだろ?」
「そうだけど・・・・・」
なんだろぉ・・・このモヤモヤ。
「な?いいだろ?」
ずいずい顔を近づけてくる。
「ハイハイ。分かりました。」
「やった!」
そう言うと上之はバッグからビデオをとりだしてきた。
上之の欠点・・・コレなんだよなぁ。まるでオタクみたいに。
その後、ずっとビデオを見てて、結局夕方になってしまった。

何やってんだ・・・私・・・・
「お、もうこんな時間か?あ、オレそろそろ帰るな。」
「うん・・・・」
私は玄関までついていった。
「じゃぁね!」
「あ・・・・ちょっと・・・時間いいか?」
上之が言った。
「え・・・?あ・・・うん・・・・?」
拒否する理由もなかったので、私は上之についていった。
「今日は・・・・楽しかった。」
「私も・・・・」
まぁ、ウソだけどね。。
私は歩いている途中、石につまずいた。
「キャッ!!??」
私ってば、ドジー!!!
やばいっ・・・・・こけるー・・・
・・・・・あれ?
上之が支えてくれている。っていうか、抱きしめてる!?
「ありがと・・・・」
心臓がバクバク言ってる。
上之に聞こえちゃうよー!
「・・・・・・?」
上之は無言のまま、離さない。
「上之・・・・?」
「ちょっと・・・このままでいさせて・・・」
別に・・・いいんだけど・・・いやいやっ、よくない!
顔が熱い!心臓が爆発しそう!
1分ぐらいが経過した。
やっと、上之が離した。
「悪い・・・オレ・・・・・」
あたふたしている。
「オレな・・・・もしかして・・・高橋のこと好きかも・・・」
「ありえない・・・・」
わっ、何言ってるの私!勝手に言葉がっっ
「ありえない?」
「ご、ごめん。さっきのはナシね。」
声は冷静だけど、体は震えている。
「それ・・・ホントなの・・・・?」
「ぅん・・・・・」
なんか・・・・「私も」って言えない。ん?「私も」って私も上之が好きだって事?そんなバカな!いや・・・でもありえるかも?
どっちにしろ、即答できない。
なんか、「OK」しちゃったら、恐い。大林と重なる。当然、上之はそんな奴じゃないけど・・・・過去のトラウマで・・・・・っ
「オレ、待ってるから。答え。・・・・じゃな。」
「あっ・・・・・ゴメン・・・」
それしか言えなかった。言葉が出てこない。
「いいよ。」
そう言って上之は行った。
私の本当の答え・・・・多分、上之のことが好きだろう。
でも、失恋したばっかだよ?なんかそう言うのって、浮気しやすいイメージがあるんだよなぁ・・・・
はぁ・・・どうしたらいいんだろう!
                               *つづく*